ecowinGARAGEとは
単なる車を置くスペースではなく、
「人と車に介在する車庫」建築の担う役割から考えた、
車を愛する人たちのための「ガレージ」
日本では主にカーポートが一般的ですが、様々な異常気象が起こっている今、カーポートでは雨や嵐から車を守れません。
車を大切にするためには、雨や風、紫外線から車を守ることが出来る建築物、つまり「ガレージ」が必要なのです。
ecowinGARAGEの構造
既成の木製柱材を並べることで、一体の壁として働く、頑丈で作られた車庫です。
木で囲まれているユニット単位の車庫で、ユニットを並べることで繋ぎ、拡張することが出来ます。
また、木造の壁が断熱材の役割も兼ねているので、車庫のみならず、生活空間を含めた多目的空間として使用できる環境を作ります。
ecowinGARAGEが生まれた背景
異常高温や大雨・ゲリラ豪雨など、「これまでに経験したことのない〇〇」といわれる特別警報が頻繁に発表されるようになり、「命を守るための行動を取る」ことが誰にでも起こりうる災害となっています。
その原因の一つであるCO2排出量の削減が重要視されるので、その削減に着目しました。
欧米では、大切に乗り続けられた車ほど税金や制度で優遇され、「ヒストリックカー」とし一台の車をいつまでも大切に乗り続ける文化があり、資源消費を少なくすることが環境保全の大切な行動として自動車所有者の誇りとなっています。
このような価値観を、建築の視点から人と住空間と車という関係性にCO2排出量削減のための新たな価値を見出し、環境保全につなげたいという思いから開発を進めました。
日々の生活において車を通じて環境問題と向き合うための
新たな価値観を考えるきっかけ(場所)を創り、
私たち一人ひとりができる地球環境を守る行動に繋げていきたいと考えています。
ecowinGARAGEにおける環境問題への取り組み
ecowinGARAGEのポイント
このガレージに使われている木の量は30坪の木造住宅に使われる木の量の半分(約14.8㎥)、つまり、30坪の木造住宅に比べて約2.23倍程度の炭素固定効率を得られます。
炭素固定量は木造住宅に比べて60%(約2,300㎏)に当たり、効率の良い炭素固定を実現しています。
建材と工法の特性を最大限に生かして樋、断熱材、内装材などの不要な部材を省いています。
また、主に規格化されている流通木材と既製金物を使い、工程を簡素化することで短期間かつ容易に組み立てが可能となるなど、工程全体の省力化によるエネルギー消費を抑えることが出来き、地域木材の有効活用に貢献します。
ecowin ガレージの構造体は、流通木材を一体化した5面のモノコックの高強度の構造体で構成されています。
その構造的特徴によって地震、台風、豪雨、竜巻、などの自然災害から利用者と車を含め、中のあらゆるものを守るシェルターとしての活用できます。
ecowin GARAGEは木材で構成されたシンプルな一つのボックス型モジュールで構成されています。
モジュールをいくつかに繋げてガレージ以外の様々な空間を造ることもできます。木の表しが内装材となり、爽やかな香りや温かな雰囲気と共に断熱性能を兼ね備え、冬場も温かく快適な空間を造ることができます。車庫としてはもちろんのこと、車が無くとも、生活空間、友人とのコミュニケーションスペース、自分の隠れ家的空間として使えます。
※一部地域において、自動車を格納する用途で使われる際、確認申請と内装制限により屋内に不燃材による被覆が必要となる場合がございます。
ecowinGARAGEの 事例一覧
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