【地球倫理体現館「SDGs ラボ」屋根工事と工程】

本日、「地球倫理体現館SDGsラボ」計画の工事現場では
屋根工事のはじめとなる野地板（合板）を貼りました。

屋根工事は工事全体としても重要な段階で、
屋根が仕上がったら、室内での工事や、壁工事など、
本格的な工事が天気に関係なく進められるようになります。

工期としても、屋根の仕上がりが遅くなると、
その分天気に工程が左右されるので、屋根は重要な工程になります。

一部室を除いた大空間の天井の仕上げは、
今回貼られる合板とそれを支える格子母屋のみで終わりとしています。

地球環境に配慮して積極的に省資源に取り組むデザインとして、天井の仕上げ材を無くしました。
その成果として、格子ストラクチャーの幾何学の美しさを内装デザインに活かして、
開放的な内部空間を確保する事が出来ます。

又、屋根野地板に檜合板を採用する事で自然な木目が内部空間に温かさを与えるように意図しています。

設計・監理・デザイン
一級建築士事務所ATELIER-LOCUS（アトリエ ロクス）
主宰 村上尊宣
https://www.atelier-locus.jp/

計画・設計・デザイン
担当 村上尊由(一級建築士) , 孫 承賢