お知らせ
2024.08.09(Fri)

【建築と軒】

軒は屋根を伸ばして庇のように利用する部分です。その軒により造られる広く深い影の空間は縁側で代表される半屋外の独特な空間を生み出します。
ですが、構造面からすると軒を深く出すことは、風や雨、雪等による外力、そして自重等の影響を受けるため、一般に難しくなります。
WoodsWall工法は大空間に特化した軽量鉄骨のグリッドシェル構造を利用し、軒を深く張り出せる利点があります。深い軒により日頃の暑さを遮り、快適で景色を阻害する柱を少ない空間を演出ができます。
WoodsWall工法で造られた地球倫理体現館SDGsLABOでは、南西面の長い立面に1.5mの深く長い軒がかかり、日差しの影響を調整してくれています。
一級建築士事務所ATELIER-LOCUS
https://www.atelier-locus.jp/