2021.12.02(Thu)
- スタッフブログ
【水前寺の住宅 空間の要素】
外装材の張り具合が進むにあたり、建物の内外を問わず形が整っていくように感じます。
内側では天井骨組みを作り始め、大きな窓が取り付けられるなど、内観の構成が現れています。
その中でも鉄骨階段、天井の骨組みなどが入ることで、現場でもはっきりと肌で感じられるようになりました。
特に2階建て側のリビングは、吹き抜けの天井と大きい開口、鉄骨階段でつながる2階の床などの構図が非常にすっきりした空間を感じさせてくれます。
現場が進むにあたって外壁も色付き、外観が整っていきますが、内部も木質壁、階段、窓、天井などの要素が構造体と程よく調和し、お互いに親和性を持った空間が形造られていきます。
現場で感じられる感覚は、設計している我々にとってもすでにいい空間が出来でいると感じられます。
建築は単なるハコ空間ではなく、それらと関係する様々な要素や環境が集まって「場(LOCUS)」を形成し、その中にいる人に多様な感覚を生み出します。
今後も様々なあり方のある場の創造に努め、空間から感じられる多様な感覚を社会に貢献して参ります。
設計・監理・デザイン
一級建築士事務所ATELIER-LOCUS 主宰 村上尊宣
https://www.atelier-locus.jp/
計画・設計・デザイン 担当 村上尊由(一級建築士)
プロジェクトリーダー 孫承賢
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