2021.08.18(Wed)
- スタッフブログ
【水前寺の住宅 雨季のコンクリート養生】
前回の配信からほぼ2週間近くの時間が経ちました。
その間、お盆休みと大雨の状況でも現場職人さんたちが着実に作業を進めています。
現場は打設したコンクリートの養生に伴って型枠解体、コンクリートの高さの水準を合わせる調整等の作業が進み、今日は、雨の中でもパティオになる部分のコンクリートの打設のための配筋工事が進んています。
一般的にコンクリート養生は、適切な温度と湿度を保つ必要があります。
養生の間、水との化学反応を起こして発熱しながら強度をじっくり発揮していきますが、
湿気が不足したり、温度が上がりすぎると強度が下がります。
最近は猛暑が続いたので、強い日射によりコンクリートに余分な負荷を与えていないか心配でしたが、
今回の雨は、そのような意味ではプラスにはたらいてくれました。
法令上は、夏場においては養生期間は5日間必要になりますが、雨続きと十分な養生期間を得ましたので
十分に強度を発揮していることと思います。
設計・監理・デザイン
一級建築士事務所ATELIER-LOCUS 主宰 村上尊宣
https://www.atelier-locus.jp/
計画・設計・デザイン 担当 村上尊由(一級建築士)
プロジェクトリーダー 孫承賢
この記事をシェアする