2022.07.25.Mon
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そのだ整骨院
コンセプト
クライアントの要望を積極的に取り入れる事。今回取り組んだ設計テーマである。
クライアントは整骨院を営まれている若い先生であり、20代半ばで開業され地域に密着した事業を展開されている。(私も先生に診て頂いて感謝している)
要求は1階を整骨院、2階を住まいという併用型住宅。個人経営としては社会的に確立された住居スタイルである。生活の場と仕事の場それぞれ別の機能を持ち合わせながら、一つに融合し一定の距離を確保することを大切に考えた。
ファサードの緩やかなカーブした壁はそれぞれを一つに包み込む優しさを表現し、住居と整骨院の動線上に庭を配置し、移り変わる自然を感じることでその距離を確保している。
開業以来一貫して地域に密着したこだわりのある事業展開の一つの節目となりうるこの白い建築が、地域に優しさと癒しを与えつづけ、次の展開に進展していくプロローグとなりえる事を強く望んでいる。
物件概要 |
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