2022.07.25.Mon
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別府ゲストハウス（古民家改修）
別府の別荘文化を後世に伝える古民家宿【 In Bloom Beppu 】
【 In Bloom Beppu 】
築77年の古民家をホテル(ゲストハウス・簡易宿所)へと用途変更確認申請・改修したプロジェクト。
事業主は、H28年熊本地震を契機に別府市への移住を決断。
インバウンド向けゲストハウス事業（旅館業）を計画される中で建設当時、満洲で材木商で財を成した廣瀬頼司氏の別荘として建てられ、現在まで代々受け継がれてきた住宅をご縁あり借り受けられ、それをゲストハウスとして機能するよう、その改修設計・デザインと煩雑な法手続き「用途変更確認申請」を当社で担当しました。
個人で一から本事業を始められるため、初期投資を最小限に抑えるよう法適合のための工事と機能性の観点より最優先事項を決め、超ローコストでの全体の改修計画を行いました。
仕切りを撤去し広くしたビジターが集うコミュニティスペースは、竹細工が別府の伝統工芸品ということからデザインの着想を得て、既存部分を生かしながら「日本書記」にも記載が残る別府の地域文化を県外・国外から訪れるビジターへ視覚的に発信できるよう、天井には現地近くの商店で購入した廉価な竹の盆ザルを張り付け、ローコストながら会話のきっかけとなるようなデザインとしています
設計・監理・デザイン
一級建築士事務所ATELIER-LOCUS 主宰 村上尊宣
http://www.atelier-locus.jp/
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